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Sugar Box
第7章 黄色い水仙を抱き締めて * 後 *
【 黄色い水仙を抱き締めて * 後 * 】
痛い。気持ちいい・・・痛い。そんな感情に襲われていた。乱暴に開かれた身体は、軋むし痛む。
しかし押し寄せる快楽は、それを有耶無耶にする。それが彼の暴走に拍車をかけていく。
「余所事、考えてんじゃねぇーよ!」
「ひぐぅっ!!?」
蜜を吐き出して少しだけ呆けていた所をまだ、果てていない牡に壁を抉るように擦り上げられた。
「ア゛ッ!・・・痛。もう、やめ・・・・・・痛、いぃ。
黒、峰・・・さっ、、、ン゛」
身体を貫く痛みと彼の乱暴さに心が枯れてゆく。
「お前が先にっ、煽ったんだろうがっ!!」
「あ゛ぁ・・・・・・ッ」
思い出に抱いて欲しくて彼を引き摺り下ろした。彼が焦って苛立っているのが判る。
「(早くっ。・・・早く、終わって・・・・・・ッ)」