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Sugar Box
第7章 黄色い水仙を抱き締めて * 後 *
“終わって欲しい”思うのは、そんなこと。そして“愛のない”行為に気が遠くなる。
ズチュ グポッ 密着音がいやらしい音だ。
「っ。そろそろ、イクッ!」
「あ゛っ!!?(ナカッ、出て・・・ッ)」
ビクビクッとナカの牡が跳ねて熱い蜜が勢いよく放たれた。反動で同じように身体が跳ねる。
「(・・・終わっ、た。)
はあ、はあー・・・」
床に座り込みそうなのを耐える。
「お前さ。“コレで終わり”って、思ってるだろう?」
「な、に・・・・・・」
「1回で終わるか、よっ!!」
「やあっ!下ろしっ・・・」
軽々と抱き上げられて廊下を進む。
「月瀬。まだ、“始まった”ばかりだぞ。」
ベッドに下ろされ見下ろす彼の目は、獲物を狙う目だ。正直、嫌いじゃない。しかし・・・
「これ以上は、ムリッ。」