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Sugar Box
第7章 黄色い水仙を抱き締めて * 後 *

「お前・・・・・・」
「っ!!?」
口を大きな手で押さえ付けられた。
「うるせぇーよ!!」
「(乃、さん・・・・・・)」
訊いたことも、見たこともない声と顔で凄まれて抵抗する気など起きなくなった。
「(好きに、すればいい。あなたは、僕の・・・彼じゃない。)」
彼の律動を自分勝手なモノを受け流すことにした。
》 *
「っ、く・・・・・・ッ」
反応も薄くなるなかで何度目かも忘れた絶頂のあと、ふと外を見ると空が白んでいる。
「っ、はあー・・・」
ぬちゅ 蕾から牡を引き抜くと蜜が糸を引いていて卑猥だ。
「月瀬。1回、風呂でも・・・・・・ッ!!?」
声を掛けると月瀬は、気を失っていた。
「っ、クソッ!!」
マットレスを殴って部屋を出た。自分が情けない。
苛立ちをぶつけただけだ。

