この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第7章  黄色い水仙を抱き締めて  * 後 *
  


「ちゃんと訊きたいんだよ~」


「そんなのいちいち言わなくたっていいでしょ。」


「玲・・・」


「今度は、なんですか。」


「俺のこと、本当に好きなのかよ。」


 つい、口を付いて出てしまった。


「なんですか、ソレ。」


「えっ、・・・いや。」


「言葉がなければ、“好き”じゃないって?証明出来ないと?」


「いやっ、ただ俺はっ!」


「僕は、態度で伝わっていると思ってました。バカですね。」


「違う。たまには、言って欲しいだけだ。」


 我ながら、なにを必死になってるのか・・・


 》 》 *


「ワンワン!」


「っ、わぁっ!!?」


 懐かしい、と思えるなにかが頭に過ぎった。


「すみません。こら、アンちゃん!」


「いえいえ。おーい、元気だなぁ。
(アイツに似てる。)」


 無性に顔が見たくなった。


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ