この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第7章  黄色い水仙を抱き締めて  * 後 *
  


 目が覚めるともめている声が訊こえた。部屋から出ると氷さんに止められた。


「行かせない。玲くんに酷いことをした人には、逢わせたくない。」


「氷さん・・・」


 優しさからの言葉だと理解出来た。


「ずっと・・・逃げて来ました。黒峰さんが怖くて。でも、最後にきちんと話そうと思います。
 続いていくにしても、これで終わりだとしても・・・1度きちんと話さないと。」


 大好きな優しい人を傷付けたくない。でも、ケリを着けないと。


「玲くん・・・・・・」


「月瀬。」


「はい、沖兎さん。」


「黒が来てる。どうする?」


「逢います。」


「大丈夫か?」


「はい。」


 優しい先輩に笑顔で返す。


「玲くん!」


「氷さん、沖兎さん大丈夫です。行ってきます。」


「月瀬、いつでも戻って来い。」


「ありがとうございます。」


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ