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Sugar Box
第7章 黄色い水仙を抱き締めて * 後 *
「だからぁ~〝気を付けろ〟って言ってんだろうが、色んな意味で。」
「っ・・・」
「月瀬、なにかあったらいつでも来い。」
「はい、ありがとうございます。お世話になりました。」
「ん。」
「はい。」
両手を広げて待たれていたのでその中に収まった。
「こらこら、こらっ!!なにしてんの!!?」
「じゃあ、俺もっ!!」
後ろから氷さんに抱き付かれて2人に挟まれた。
「玲ちゃんっ、帰るぞ!!」
「わわ・・・」
腕を引かれて2人の間から出されると引き摺られるようにマンショを出てしまった。
「やっぱり、黒峰さんはからかいがいがありますね。」
「そうだな~」
2人の悪ふざけでした。
》 *
「玲ちゃんっ・・・んっ、」
「ちょっと、待って・・・」
昨夜の所為で身体がまだ痛む。