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Sugar Box
第8章 2人なら、ドコででも・・・
体格差があるので大変だったがなんとか寝室に運べた。
「いま、冷やすもの持って来ますからね。」
布団を掛けて部屋を出た。
「無理、してんだよね・・・こっちに居る間は、ゆっくりさせてあげなくちゃ・・・・・・」
期待していた分もちろん落胆も大きい。しかしそんなわがままを言ってる場合じゃない。そして言えないのは、判っている。
だから看病をしてゆっくり過ごそう。
》 *
「ん・・・あっちぃ・・・・・・」
目が覚めるとベッドサイドのライトが小さくセットされて灯っていた。
「ふぅ~ってか、玲ちゃん!!」
急に思い出して横を見ると丸まって眠っていた。
「玲ちゃん・・・」
眠っている頬を撫でる。
「ん??」
パジャマが乱れて胸がチラついている。しかも下は、履いていない・・・
「れ、玲ちゃん・・・?」