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Sugar Box
第9章  マジックナイト・クリスマス
  


「なんで、名前・・・・・・ッ!!?」


 強い光に目を閉じた。

 喧騒が耳に届いて目を開けた。


「あれ・・・・・・??」


 目の前には、誰も居ない。路地は、暗いだけだった。


「・・・はは。夢?」


 一瞬の出来事だったようだ。しかし夢かもしれない。


「〝魔法〟って・・・馬鹿馬鹿しい。っ、と・・・」


 スマホが鳴っていた。現実に戻った。


「はい。」


「玲ちゃん。どーした?」


「ああ、すみません。いま向かってますから。」


「そうなの?迎えに行こうか?」


「大丈夫です。もう5分もしたら着きますから。」


「判った。気を付けて。」


「はい・・・」


 電話を切って再び路地に目を向けたがやはり占いの場所もおじいさんもそこにはなかった。喧騒が現実なのだと知らせてくれている。


「急ごう。」


 路地裏を出て彼のアパートに向かう。


  
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