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Sugar Box
第9章 マジックナイト・クリスマス
「そうだよ。クリスマスは、恋人たちが愛を語らい確かめ合う日なのだよ。
倖せになりなさい。愛してくれる人が傍に居るのだから。それに効力は、もう少し続くよ。」
「えっ。はあ・・・??」
「倖せに・・・玲。」
柔らかな光に包まれる。
》 》
「ん・・・・・・っ」
身体が少し気怠い。
「・・・夢?」
占いのおじいさんがなぜ自分の名を知っているのか・・・結局謎のまま。そして意味深な言葉。
「効力が続くって、なに・・・・・・?」
目を擦って起き上がる。
「っ!!?」
裸で寝ていた。
しかも彼が腕枕してくれている。
「っ、(カッコイイ)・・・あれ?」
昨日からやたらと元々イケメンの彼が更にキラキラ増々に見える。
「ッ・・・ど、しよう。。。」
顔が赤くなるのを感じて手で覆う。