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Sugar Box
第10章 マジックナイト・クリスマス* 続 *
「えぇ~。クリスマスなんだぞ~ケーキくらい一緒に食べようよ~~」
「っ!!」
包まっている布団を引っ張ると身体がビクッと跳ねた。
「玲~そんなに可愛い反応してるとまた、押し倒すぞ。」
「なっ・・・」
「やっと、出て来た。」
発言に驚いて包まっていた布団から手が放れて赤くなっている玲の顔がようやく見れた。
「ケーキ、食べよう。」
「は、い・・・・・・」
案外素直な返事が帰ってきたので驚いたが玲を連れてベッドを降りてダイニングに向かった。
ダイニングとは、まぁほとんで名ばかりのキッチン前の席に向かい合わせで座る。
「れ~いちゃん。」
「っ、なに・・・してるんですか?」
「え、なにってあ~んして欲しいんだけど。」
口を開けて待っていると固まられる。
「自分で、食べて下さいよ。」