この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第11章  愛を知らないヒメ初め* 上 *
  


 》 *

「玲くん・・・?」


 見送ったハズの後輩が校門近くで電話している姿が見えた。その直後に見たこともない形相で道を走り出した。


「氷、バス出るぞ。」


「沖兎さん、玲くん追いかけるのでここで。」


「ちょっと、待った。月瀬を追うってなんだ?」


「誰かと電話で話してからもの凄い形相で走り出したんです。いい電話内容じゃなかったようです。
 心配なので、後を追ってみます。」


「危ないだろう。」


「〝危ない〟・・・?」


 彼氏の言葉にぽかんとしてしまう。後輩を追うのが危ないとは・・・


「俺も行く。」


「え、沖兎さんも?」


「もしも月瀬になにかったときに氷だけじゃ危ないだろう。」


「ふふ、はい。どうですね。」


 真顔で恥ずかしいことを言うので思わず笑ってしまった。

 2人で後輩を追いかけることになった。


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ