この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第11章  愛を知らないヒメ初め* 上 *
  


 》 》


 人に期待などしても無意味だと知り、感情を捨てた。両親を亡くした瞬間に〝ヒト〟であることを望まれなくなった。
 今は、ただ日々を凄くだけ。


「れい君。」


「こんばんは。」


 もう通い慣れてしまった場所の入り口に男が立って手を振っている。近付いて頭を下げる。


「また逢えたね。れい君は、人気者だから予約がなかなか出来なくって寂しかったよ。」


 スラリとした身綺麗な男は、にこにこと話しをする。


「珍しいね、制服かい?」


「部活が、あったので・・・」


「そっか。どれ・・・」


「あっ、汗臭いから・・・やめっ」


 急に抱き締められ首筋の臭いを嗅がれる。


「う~ん、いつもよりれい君の体臭が濃いね。凄く興奮するよ。」


 ニヤニヤと笑いながら感想を述べられて嫌だった。


「怒ったかな?」


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ