この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第12章  愛を知らないヒメ初め* 中 *
  


「なにがですか?」


 予想通りの言葉にのらりと返した。


「黒が悪いのは、明らかだが・・・」


「“悪い”だなんて。黒峰さんの自由ですよ。」


「自由・・・って。」


「どうしてですか?僕らは、付き合って居ませんよ。黒峰さんが他の人と居るのを制限する権利なんかありません。
 間違ってますか?」


 2人が言いそうなことを潰す為にハッキリと答えた。


「ところで、こんな話しじゃなかったですよね。」


 すっかり彼の話題にシフトしかけた話しを戻す。


「・・・月瀬。」


「玲くん・・・」


 2人が自分を心配してくれるのは、よく判っていた。しかしそんなことなどどうでも良かった。
 彼の気持ちに応える気などないのだから、とやかく言う気など毛頭ない。


「お話しがないなら帰りますよ。」


 2人が本題から離れていくので静かに退散を申し出る。


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ