この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Sugar Box
第2章 チラリズム・シンドローム【前】
ページ編集
物思いに耽〈フケ〉っているうちに信じられない出し物に決まってしまった。
「じゃあ、裏方さんと接客決めまーす。希望ありますか?」
「はいっ!!」
「はい、月瀬くん。珍しいね、積極的に参加なんて。」
「是非、裏方を・・・・・・」
女装だなんて絶対に嫌だ。
「みんなは、どー思いますか?」
「なんで、意見訊いてるのさ。」
クラス委員の言葉が納得いかない。
「だって、月瀬くん綺麗だから。女装してくれたら繁盛しそうで。」
「はあ??なに言ってるの?」
「確かに。月瀬なら客呼べるよなぁ。」
「いやいや、みんな落ち着け。」
話しの流れがおかしい方向に進み始めた。
「月瀬くんは、やぱり接客係がいいと思う人~」
「はっ、希望訊いてくれるんじゃ・・・多数決って!」
気が付くとクラスのほとんどが挙手している。
物思いに耽〈フケ〉っているうちに信じられない出し物に決まってしまった。
「じゃあ、裏方さんと接客決めまーす。希望ありますか?」
「はいっ!!」
「はい、月瀬くん。珍しいね、積極的に参加なんて。」
「是非、裏方を・・・・・・」
女装だなんて絶対に嫌だ。
「みんなは、どー思いますか?」
「なんで、意見訊いてるのさ。」
クラス委員の言葉が納得いかない。
「だって、月瀬くん綺麗だから。女装してくれたら繁盛しそうで。」
「はあ??なに言ってるの?」
「確かに。月瀬なら客呼べるよなぁ。」
「いやいや、みんな落ち着け。」
話しの流れがおかしい方向に進み始めた。
「月瀬くんは、やぱり接客係がいいと思う人~」
「はっ、希望訊いてくれるんじゃ・・・多数決って!」
気が付くとクラスのほとんどが挙手している。