この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第13章  愛を知らないヒメ初め* 下 *
  


「玲ちゃん・・・」


「はい。」


「訊いても、いい?」


「なんですか?」


「あのさ・・・本当は、どうだったの。」


 こんな場所であの日のことを訊くつもりなんかなかった。しかし訊くことにした。


「なにがでしょうか・・・ハッキリ言って下さい。」


「えっと・・・あのさ。ああ言うのって・・・〝自分の意思〟って違うよね?」


「ああ・・・そのことですか。」


「ごめんね・・・。言いたくないよな。でも、でもさ・・・ハッキリさせたくって。」


 本当にこんな所で話すような内容では、ないのだが訊きたくなってしまった。


「いいですよ。でも気分のいい話じゃありませんからね。」


「判った。」


「あのですね・・・僕の両親は、早くに亡くなりました。叔父が面倒を見てくれることになったんですけどイトコたちがみんな女の子で・・・・・・。


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ