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Sugar Box
第14章 キスをあげる
急に唇が重なった。
「んっ、ふぅんン・・・・・・ッ」
玄関の壁に押し付けられながら舌を舐め回されて吸われる。頭がクラクラする。
「(はあ・・・めちゃ、可愛い・・・・・・)」
「ふぅ、ン・・・んん」
「玲、なんで明志と2人きりで逢うんだよ~」
「んっ、え・・・・・・?」
唇をようやく解放されてホッとしていると耳元で呟かれた。
「別に・・・気心の知れた先輩ですから。」
「はあ~玲ちゃん。明志が玲ちゃんを狙ってるってどうして判んないかな?」
「ええっ!!?なに、言ってるんですか。氷さんには、沖兎さんが居るじゃないですか。」
彼の言う意味が全く判らない。
「はあ~どんだけ、鈍いの?あんなに毎回〝可愛い〟って連呼されてるのに。困ったちゃんだな。」
「え、意味判りません・・・っ、ん゛?!!」