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Sugar Box
第2章  チラリズム・シンドローム【前】
  


「玲くん。言ってごらん。」


「氷、さん・・・?」


 手をギュッと握られて優しい眼差しを向けられてホッとした。


「実は・・・・・・・・・」


 僕は、重たい口を開いた。先輩は、〝うんうん〟と訊いていてくれた。


「あぁ、それは・・・災難だね。」


 それが話しを訊き終えた先輩の言葉だった。


「黒峰さんは、呼びたくないよね。」


「はい・・・申し訳ないんですけど。」


「そっかそっか。でも俺は、行くよ。いいでしょ?」


「えっ・・・」


 先輩にだって見られたくは、ない。


「玲くんの学祭、行ってみたいし。ねっ、俺だけならいいでしょ?」


「うっ・・・(そんな顔、ズルい)。」


 可愛いお強請りに流される。


「判り、ました・・・」


「やった(玲くんの女装かぁ~楽しみ)。」


「黒峰さんには、言わないで下さいね。」


  
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