この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Sugar Box
第17章  今夜も黒バラを君に。 *後*
  


「黒は、どんなお前でも受け入れる。俺の親友なんだ。」


「沖兎さん・・・そんなあなたの大切な親友を穢して、すみません。」


「違うっ、そう言うことを言ってんじゃない!!」


「すみませんっ・・・僕は、受け入れられたくない・・・・・・っ」


 ガチャンッと一方的に受話器を置いた。


「ッ゛?!!」


「お客さまっ!!」


「(ああ、マズい・・・あの人の傍に居すぎた・・・・・・っ)」


「大丈夫ですか?お客さまっ!!」


「あなたは・・・・・・大丈夫、ですか?」


 座り込んだ所を解放してくれるスタッフに尋ねる。


「大丈夫です。もう、番が居ますから。さぁ、お部屋へ・・・」


「ありがとう・・・」


 こんなにも脆い。
 番が居なければ生きていけない。なんて残酷な滑稽な人生だろう・・・


  
/395ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ