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Sugar Box
第2章  チラリズム・シンドローム【前】
  


 頬の筋肉が緩むのを隠すのにうつむいた。


「玲ちゃん?怒った?ごめんな。」


「怒ってません。行きますよ。」


 オロオロとする彼の手を握って歩き出す。いつの間にかギュッと手を握り返されていた。
 足早にアパートへと帰り転がるように寝室に入った。


「んっ・・・ちゅ」


「っ、玲ちゃん・・・どーした?ずいぶんと、積極的だね?」


「んっ、なら・・・やめましょうか?」


 下着から半勃ちの牡を解放して亀頭に舌を這わせていると熱を帯びた瞳を向けながら彼が言う。


「いいや、続けて。気持ちいい、から・・・」


「ちゅる・・・っん。」


「っ、玲・・・・・・ッ」


 口に含んで括れに舌先を這わせる。ビクッと腰と牡が震えた。

 ちゅく ちゅぶ 大きく長い牡を根元まで咥える。


「んっ・・・(大きい、苦し・・・)」


  
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