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Sugar Box
第2章 チラリズム・シンドローム【前】
「あっ。玲・・・ッ、口放し・・・」
「ん゛・・・(出そうかな?)」
頭を押さえてきて荒い気遣いが訊こえる。
「れっ、・・・ッ!!」
ビュルル のどの奥に熱い蜜が勢いよく流れ込む。
「ん゛・・・(苦しっ)」
目を閉じて蜜を飲み干すことに集中する。
「っ、気持ちよかった・・・」
「ん・・・っ。」
ジュルルッと音を立てながら長い牡を先に向かって口から出す。
「っ、玲!ご、ごめんなっ。我慢できなくって口に・・・吐き出して。」
「ふふ。ごちそうさまでした。」
口の端にこぼれた蜜をペロリと舐め取って慌てている彼に言ってやる。
「っ、!!」
「うわっ!!ちょっ、黒峰さっ・・・!!?」
腕を引かれベッドに寝かされた。
「お前、さっ。ワザと?」
「っ!!?」
熱を帯びたギラギラとした瞳を向けられて自分も身体が熱くなる。