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Sugar Box
第17章  今夜も黒バラを君に。 *後*
  


 結局勝てないのだ。

 まぁ、本人には伝えると宣言しているし教えても問題はないハズだ。


「黒峰さん。玲くんの居場所判りましたよ!!」


 家政夫紹介場にも入ってこずに廊下で黙っている男にメモを渡す。


「俺も付き添いますか?」


「・・・逢ってくれないだろうな。」


「行ってみなきゃ判らないでしょ?」


「俺から逃げたんだ。」


「でも、〝運命の番〟だって思ったんでしょ?」


「そうだ。でも・・・戦力で否定された。」


「それで、簡単に諦めちゃうんですか?俺の知ってる〝黒峰 乃〟って男は、自意識過剰で猪突猛進でこっちの話しに耳を傾けてくれることは少ないけれど負けず嫌いでやり切らないで物事を投げ出したことなんかない面倒くさい男です。
 いいんですか。〝逃げる〟本当の理由も知らないままで。」


  
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