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Sugar Box
第3章  チラリズム・シンドローム【後】
  


「そう、ですか・・・。」


「行きたいなぁ~」


「僕、実行委員なので来てもらっても一緒に行動出来ませんよ。」


「そうなの?つまんないなぁ~」


 あっさりと嘘を言ってのけるのを受け流す。


「でしょ。だから、来ないで下さい。一緒に回れないのも・・・寂しいし。」


「っ!!?」


 急には、反則だ。


「黒峰さん?」


「いいや。判った・・・今回は、諦める。」


「ええ、そうして下さい。」


「俺の学祭には、来るだろ?」


 興味がないふりは、大変だ。


「行きたい、です。」


「そっか。じゃあ、また電話する。」


「はい・・・」


 突然の電話だったが誤魔化せたと思う。


「やっぱり・・・素直に教えては、くれないよな。明日、楽しみにしてろよ。」


 恋人の女装を想像しながらクローゼットに掛けてある服を見つめた。明日が楽しみだ。


  
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