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Sugar Box
第3章  チラリズム・シンドローム【後】
  


 素っ気ないかと思ったら必死に舌を絡ませてくる。可愛くておかしくなりそうだ。下だって痛い。


「触るよ・・・」


「アッ、まっ・・・・・・っ!!?」


「玲、ちゃん・・・ッ」


「待ってて、言ったのに・・・・・・」


「あぁー泣くな。な、ごめん。玲。」


 スカートの中に手を滑り込ませて驚いた。まさかそこまで女装・・・してるとは。涙を見せる恋人に焦る。


「こっちは、断れただろう?」


「っ、〝雰囲気〟が・・・大事だって。」


「はぁ~玲ちゃん・・・・・・
(流され易すぎで俺は、めちゃくちゃ心配なんですケド・・・)」


「っ・・・・・・」


「玲、脱がせるぞ。もう、待たない。」


「えっ!!・・・乃、さん。」


 スカートの中に手を入れて下着を下ろす。


「玲、俺にこんな危ない格好をするなんて言わなかったんだから〝お仕置き〟だ。」


  
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