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Sugar Box
第4章  ムーン・トリック
  


「あれ?玲ちゃん帰るの?」


「ええ。だから、あなたも程々にして下さいね。」


 帰ろうとしていたことさえ気が付いていなかったのだと判って少しイラッとしたが笑顔を絶やさずにいられた。


「えー!置いていくなよ~玲ちゃん。帰るなら、俺もっ!」


「いいえ。まだ、〝お楽しみ中〟でしょ?
 僕は、帰ります。あなたは、程々に。」


 両脇を女性にガッチリと固められている彼に笑顔を向けてそう告げて輪の中から離れる。


「玲っ!!」


「じゃあ、氷さんまた。」


 叫んでいる彼に手を振って幹事に挨拶をする。


「玲くん、外寒いから気を付けて。」


「ありがとうございます。また、食事誘って下さい。」


「うん、もちろん。またね、玲くん。」


 お店の入り口で見送られて外に出た。


「はあー・・・寒っ。」


 お店を出てすぐに手袋を着ける。


  
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