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大人女子の恋愛方程式
第7章 口説き上手な男と口説けない男
「遊馬格好良くないですか??(笑)夏希さん理想高い???」
ユカは私の隣の椅子を引き座ってアイスを食べながら笑って言う。
格好~・・・ん~・・・。
「別に不細工じゃないけど、そこまでしてッて感じ・・・てか私ああいう軽い感じの人苦手なのッ・・・ごめんね(笑)」
そうそう(笑)
顔の問題じゃない。
どんなにイケメンだって・・・。
軽いやつはちょっとね(笑)
ユカはため息をついて椅子に寄りかかって脚を投げ出した。
「遊馬は~・・・夏希さんの事気に入っていたみたいですよ????」
・・・・・・。
気に入ったんじゃなくて・・・・。
ただやりたいだけでしょッ???
そんなの見え見えッ・・。
「ごめん、取りあえず遊馬君はパス(笑)大丈夫ッ今そんなに欲してないから!!」
欲してるか欲してないか・・・・。
欲してないわけないけど~・・・。
誰でも良いわけじゃない。
ユカが自分のデスクに戻ったのを確認し・・・。
携帯画面のラインを開き、
和也君の最後のメッセージを眺めた。
あーーーあ。
顔見たいな。