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大人女子の恋愛方程式
第2章 雪解けの時期の変化
彼女の名前は片桐由美さん・・・。
多分俺よりすこーーし・・・年上っぽい。
前に駅の方に行った時・・たまたまあの店の前を通った時・・・。
お年寄りのお客さんを外まで見送って笑って手を振る彼女を見かけたとき・・・。
久々感じる・・・胸の痛み。
その翌日に店に行ったが・・・。
彼女の姿はなかった。
また翌日に行くとまた居ない。
お店の女将さんに聞いたら、彼女は平日しか働いていないと言われた。
そしてその翌日・・・また行くと・・・。
彼女はいた。
笑顔でお客さんと話し・・・皆の人気者ッて感じだった・・・。
そして俺の所に来ると・・・。
「こんにちは(笑)」
そう言ってくれた。
俺も・・・。
「こんにちは・・・(笑)」
そう言ったんだ。
彼女は綺麗な顔でニッコリ笑って・・・。
「豚丼美味しいよ???(笑)食べた事あります???」
そう言って来て・・・。
食べた事がなかった俺はそれを注文・・そしてセットのみそ汁をトン汁にしたいと言ったら・・・・。
「豚が好きなの??(笑)」
・・・・・(笑)
「牛を育てているから・・・なんか牛が食べれないんです(笑)」
そう言うと彼女はケタケタ笑って・・・。
「優しいのね(笑)」
そう・・・。
言ってくれた。