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第16章 暴風雪の中の結び

１時間後・・・。



俺等・・・。



マジ舐めてた。



やっぱり舐めてた(笑)



由美の手を取って・・・。



何処か分からないけど・・・(笑)何処かの牧場の馬舎の裏の小屋に避難した俺等・・・・。



牧場の主の家に行きたいところだったが・・・・。



北海道の牧場は広い。



そこまで行けるかも・・・わからない位の吹雪。




ドアを閉めるとゆみはガタガタ震えしゃがみ込んだ。




あの後俺等は・・・他の人達が止める中・・・勝手だとは思ったけど２人だけで明を探し回った・・・。



他の人達は一回作戦を練り直すと言って避難・・・。



・・・・・・・。



ガタガタ震える由美に近づき・・・・。




俺もしゃがみ込んで・・・。



肩を抱いた・・・。



「ストーブ付くかな？？？(笑)・・・ちょっと温まって・・・少ししたら俺だけまた探しに行く・・・・。」



そう言うと由美は顔を上げて俺のジャンパーをギュッと掴み・・・。



「私も行く・・・離れたくない・・・・。」



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