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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
定時刻になると皆がゾロゾロ出勤・・・。
朝礼が終わりそれぞれのデスクに戻ると・・・・。
俺のデスクの電話が内線で鳴った。
受話器を取り・・・。
「はい、和也です・・・。」
電話に出ると・・・。
隣のオフィスの大聖・・・。
『あ、和也さん1番に電話なんですが・・・・。』
??????
俺は書類を見ながら・・・。
「あぁ、分かった・・・誰から???」
・・・・・・・。
『あの・・・。お兄さんの・・・幸助さんからです・・・。』
・・・・・・・。
あの事件以来、横浜のキャバで支払いが出来ないと店から連絡・・・その後俺が支払いに行き・・・その後ぱったりと連絡を取らないよう避けていた兄貴。
俺はため息をつき・・・。
「あ~・・・わかった(笑)ごめんな、ありがとう・・・。」
俺がそう言って外線に切り替えようとすると・・・。
『和也さんッ・・すいません・・・。繋がない様言われていたのに・・・・。』
後輩にまで変な気を使わせて・・・。
俺はダメなチーフだな。
「大丈夫だ(笑)ありがとう・・・ごめんな・・・。」
そう言って電話を切り替えた。