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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント




もう何日も風呂にも入っていない。



家があるから何とかなるが・・・。



俺は公衆電話にしがみ付きイライラする気持ちを抑えて・・・。



「和也頼むよ・・・仕事も見つけるから・・・。それまでの生活費で少し振り込んでくれ・・・・。一生のお願いだよ・・・。」



俺がそう言うと・・・・。



和也は電話の向こうで・・・。



『兄貴・・・お袋に逢いに行ってる???親父にも・・・。』


・・・・・・。


今その話はしてねぇだろッ!!!



イライラした。



「和也・・・そこに行く金すらねぇんだ。頼むから金を・・・」



俺がそう言うと・・・。




『兄貴にはもう随分金を払ってる、兄弟だから助けてやりたい気持ちはあるけど・・・親父やお袋に対し少しでも気持ちがあるならちゃんと逢いに行けよ・・・。まずは仕事を探して・・・・。』



・・・・・・ッ?!




「だからその金すらねぇって言ってんだろッ?!取りあえず金を振り込んでくれッ!!電話だって止まってるからこうやってわざわざ公衆電話まで来てるんだッ!!食い物もねぇし、俺が餓死したらお前のせいだと遺書に書くぞッ!!!!」





マジでイラつく・・・。






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