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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
兄貴に金を渡すのもどうかと思うが・・・・。
俺はデスクに戻ってPCからネットバンクの画面を開いた。
これで兄貴に野垂れ死なれても・・・・。
一旦兄貴に言われた10万を振り込み・・・・。
「はぁ・・・。」
ため息をつくと・・・。
プルルルッ・・・とデスクの電話がまた鳴る。
今度は何だってんだよッ!!!
「はい、和也です!」
電話に出ると・・・。
『随分ご機嫌斜めだな???(笑)』
電話の相手は祐司。
あ・・・・。
「あ、・・・悪い・・・(笑)何???」
『何じゃない(笑)胡桃様がご到着だぞ???』
あ・・・・。
やっべッ!!!
忘れてたッ!!!
「直ぐ行きますッ・・・・」
電話を切って・・・あ、携帯はちゃんと置いて行くっと・・・・。
この前やっちゃったからな~・・・・。
デスクの引き出しの中に携帯を終って・・・・。
ネクタイをキュッと締め直し席を立った。
するとサブの優太が俺の方を見て笑って・・・・。
「胡桃さん(笑)・・・この前俺下で会った時和也さんの電話出たら女の子からだったってスッゴイ凹んでましたよ???」
(笑)・・・・。