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大人女子の恋愛方程式
第3章 常夏の島で一人
直ぐにオフィスに戻りデスクの上の電話を取ると・・・。
以前達也が使っていたデスクに腰を掛け・・・。
チョコを食う、
臨也(笑)
良く似てるわ。
「もしもしお電話代わりました滝本です(笑)」
そう・・・。
臨也は・・・。
達也の弟。
今年の春この会社に入り・・・まだ21歳の新人だが~・・・。
電話を耳と肩の間に挟みPCを弄ると・・・。
臨也の予約は・・・。
毎日満員御礼。
『滝本さん(笑)いつもお世話になります○○病院の小此木です・・・。』
「あ~・・婦長、いつもありがとうございます・・・(笑)」
最近親父の病院に中々行けない俺・・・。
「いつも面倒を見て頂いて本当にすいません・・・近いうち必ず伺いますので・・・。」
俺が言うと・・・。
『(笑)・・・是非近いうち来て下さる???・・・最近お父上、言葉を発するようになってね・・・良く笑うのよ???』
(笑)
「本当にありがとうございます・・・。必ず伺います・・・(笑)」
親父はあの・・あの事件から・・・。
意識を取り戻し・・・動きを見せるようになってきたんだ。