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大人女子の恋愛方程式
第20章 クリスマスプレゼント
夏希side
和也君が一瞬曇ったお顔をしたのに・・・気付かなかったとでも思った???
私観察力はあるんだからッ
じーーーっと和也君を見つめていると・・・・。
和也君はそれにも動じず・・・。
ニッコリ笑って・・・。
「もしかしてキーケースかなって思っただけ(笑)キーケースだったら最近ヴィトンの買ったからさ・・・」
そう言って・・・。
私にキーケースを見せてきた。
「別に持ってたものをくれたらそれはそれで嬉しいし・・・でももしかして同じのっ??って(笑)焦った顔だよッ・・・」
・・・・・・(笑)
確かに・・・和也君が見せてきたキーケース・・・・今日お店で見たな・・・・(笑)
何勘ぐってるんだろう・・・私・・・・。
私は顔を上げて和也君の顔をまた見つめ・・・・。
「次からは・・・(笑)ちゃんと何にしようか相談しようかな・・・・」
私がそう言うと・・・。
和也君も笑って・・・。
「俺もそうする・・・持ってないと良いな(笑)」
・・・・・・///////
そう言って・・・。
後部席に手を伸ばし・・・私の膝の上にポスッと置かれた小さな紙袋・・・。
それは・・・。
カルティエの袋だった・・・・。