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大人女子の恋愛方程式
第22章 健二の過去
チャラ男集団はオーナーにそう言われて・・・文句を言いながら店を出ていく・・・。
・・・・・・・。
井ノ川は足元をふら付かせ俺をうつろな目で見ながら・・・。
「き・・・岸本く・・・・」
・・・・・・。
コイツ大丈夫???
あれ位でフラフラする癖に・・・こんな仕事して・・・・。
オーナーのオッサンは井ノ川に・・・。
「杏ちゃん、少し休んできていいよ???」
そう言って・・・俺の方を見て・・・・。
「お客様・・・ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした・・・・。」
・・・・・・。
俺は直ぐそこにあったソファーに腰掛け・・・・。
「この店って・・・ああいうの許してるんですか??」
ここなんなの??なんでもあり??セクキャバ???
店内を見渡すと・・ちょっとしたボディータッチはOKっぽい・・・。
でも強引な飲ませ方は・・・していない。
オーナーは俺の前に跪いて・・・・。
「さっき居た連中は・・・・最近良く来るようになって・・・杏ちゃん目当てなのか強引な行為が多くて・・・・困っておりました・・・。」
・・・・・・・。
「店側も、いつも集団でいらっしゃるため中々注意が出来ず・・・・。」
・・・・・・。
そ・・・。
そっか・・・。