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大人女子の恋愛方程式
第22章 健二の過去
オーナーさんは俺の顔を見て・・・。
「お客様は・・・杏のお知り合いですか????」
・・・・・・。
俺と大輝は顔を見合わせ・・・・。
俺はため息をつき・・・。
「高校時代の・・・同級生です・・・。偶然ここに来て井ノ川が居るのに気づいた・・・・。別に関わる気はないから・・・・。」
俺は立ち上がって万札を3枚・・・テーブルに置いた・・・。
「ただ~・・・井ノ川がまたああいう感じで苦しそうにしていたら・・・」
・・・・・・。
「オジサン助けてやってね???(笑)」
もう関わりたくない。
俺が振り返って店の出口に向かうと・・・・。
「健二良いのッ???井ノ川いんだぜッ???」
俺の肩を掴み・・・言った。
・・・・・・・。
俺はもう・・・。
井ノ川と関わる気もないし・・・。
アイツだってそれを望んでない。
そんなの・・・。
分かってる。