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大人女子の恋愛方程式
第3章 常夏の島で一人
結果少し距離を置き遊馬と一緒に歩いている私。
何コイツ。
人の事見透かしたような言い方をしやがって!!!
きっと年下でしょ??
って何歳ッて言ったっけ??
ん???
覚えてないしッ!!!
遊馬の後ろを歩きながらその少しがっちりしている背中を睨みつけていると・・・。
「夏希ちゃん(笑)」
すっげぇ爽やかな顔で振り返って来て足を止めた。
距離が縮まらないよう私も足を止め・・・。
「何???」
・・・・・・・。
遊馬はニカッと笑って・・・。
「話ずらいから隣歩いたら???(笑)それとも歩くの早いかな???」
・・・・・・。
私と遊馬の距離・・・。
3メートル位。
私はバックを胸の前で抱えたまま・・・。
「いいっ!!この距離が丁度いい!!」
近づこうってその作戦見え見えよ!!!
そんなのにホイホイ乗っかってたまるか!バーーーカ!!!
遊馬は頭をかいて・・・。
「(笑)・・・だったら夏希ちゃんが前を歩いて???・・・何かあっても気付かないかもしれないし(笑)」
・・・・・・・。