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大人女子の恋愛方程式
第26章 懺悔しろ
頭の中が真っ白になった。
別に兄貴に好かれたいとか・・・仲良くしたいとか・・・そんなこと思っていた訳ではない・・・。
でも自分が・・・ずっと・・・。
そんな風に思われていたんだって・・・。
兄貴はニヤッと笑って・・・。
「あの火事で・・・親父も死んでくれたら保険も降りたのに・・・・。」
・・・・・・ッ?!
「お袋だって世話ばっか焼きやがって!!ウザかったッ・・・一層の事皆死んで・・・保険が全部下りたら最高だったのにッ!!!!」
・・・・・・・ッ!?
お袋は兄貴を庇って・・・今・・・・刑務所に居るんだぞ???
親父は・・・。
今も必死で生きてる・・・。
俺等がここまで生きて来れたのは・・・。
あの両親が居てくれたからだろ???
兄貴に何も・・・かける言葉が見つからず・・・・。
呆然としていると・・・・。
俺の後ろから・・・・。
「舐めんじゃないわよ・・・・。」
・・・・・・ッ???