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大人女子の恋愛方程式
第26章 懺悔しろ
夏希side
何舐めたこと言ってんの・・・・。
マジ・・・。
お前がすべて悪いんだろ???
私は・・・。
もう我慢できなかった・・・・。
ゆっくり歩いて行って和也君の前に立つと・・・。
ベンチにもたれる様に床に座り込んでる・・・幸助・・・。
美晴と結婚していた時とは比べようもない位・・・だらしない風貌。
私はしゃがみ込み・・・幸助の顔を覗き込んだ。
「和也が死ねばいい???って・・・言った???」
死ねばいいだと???
居なけりゃイイだと???
幸助は私の顔をジッと見て来て・・・。
「アンタもこんな嫌味な男、止めといた方が良いぜ???」
は~??????
笑わせんな・・・。
私が手を出し・・幸助を掴もうとすると・・・・。
「夏希止めろ・・・もう警察に引き渡す・・・。」
和也君が私の肩を掴んで言った・・・。
・・・・・・・。
私は和也君の方は見ず・・・・。
「・・・・私は・・・・和也君を侮辱されたまま、コイツを安全な警察に引き渡す事なんてできない・・・・・。」
許せない・・・・。