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大人女子の恋愛方程式
第3章 常夏の島で一人



和也side



俺は・・・。


電話をしながらデスクの椅子に腰を掛けていたけど・・・・。




電話に出た男の声を聞いて・・・。



背筋を伸ばした。



「誰?」



冷静に・・・。


冷静にと思い・・・。


椅子から立ち上がろうとすると・・・優太が俺の顔を見てきた。



『俺~???・・・俺は今日夏希ちゃんと知り合った遊馬って言うんだけど・・・(笑)』



その軽そうな声の向こうから怒る夏希の声が聞こえる。



・・・・・・。



俺はアイコスを持って立ち上がり・・・。



「夏希と代わってくれますか?俺は夏希と話したいんだ。」



喫煙所に向かうと・・・。



『貴方は~・・・(笑)・・・夏希って言うこんな可愛い子と連絡とってるだけで付き合ってないの??』



・・・・・・。



「関係ないだろ?早く夏希に代わって・・・」



『(笑)(笑)・・・そんな風に余裕ぶっこいてると~・・・俺みたいな奴が夏希ちゃん・・・』



・・・・・・。



『口説いちゃいますよ?』




・・・・・・。









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