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大人女子の恋愛方程式
第5章 再会
その日・・・。
私は女将さんに言われて帰宅・・・・。
でもなんか家に帰れなくて・・・・。
自宅から少し離れた丘が見える場所に車を止めて煙草を吸った。
達也君。
手には古い携帯。
この携帯の電源を入れたら・・・・。
きっと達也君から連絡が来るかもしれない。
そのまま携帯を胸に当て・・・・。
深呼吸をした。
達也君が悪いわけじゃない。
分かってる・・・。
貴方は・・・。
助けに来てくれた。
私を抱きしめてくれた・・・・・。
思い切って・・・・。
携帯の電源を入れた。
・・・・・・・。
携帯が作動し、・・・直ぐに・・・・。
ブーーーブーーーッ!!!!と・・・バイブが鳴り響いた。
・・・・・・・。
「うぅ・・・・・・」
その画面を見た瞬間また私は携帯を抱きしめ・・・涙が一気に零れてきた。
ハンドルに頭を乗せそのまま・・・。