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大人女子の恋愛方程式
第6章 達也と真也




真也side



端っこの喫煙所のベンチに一緒に腰掛け・・・由美さんはタバコを吸った・・・。


そして・・・。



「あ、・・真也君・・・今日レンタカーしたんでしょ??お金幾らだった???」


そんなことを言いながら財布を出す・・・。



俺はその手を上から抑えて・・・。



「お金は良い(笑)今日は元々俺が誘ったからさ・・・・。」


由美さんは顔を上げて・・・。


「あの・・・あのさ、・・・この前もごめん・・・。何か気を遣わせちゃったかなって・・・思ったし今日は私が出すから・・・。」




(笑)



俺は財布を出そうとするその手をまた掴んで・・・・。



「良いんだ・・・(笑)・・・俺貯金は結構ある・・・。ここに居ると使い道がないからたまには使わせてよ・・・。」



それより・・・。



この前・・・。



あんな顔をさせてしまった事が・・・。



気になって・・・・。





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