この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大人女子の恋愛方程式
第6章 達也と真也
真也side
端っこの喫煙所のベンチに一緒に腰掛け・・・由美さんはタバコを吸った・・・。
そして・・・。
「あ、・・真也君・・・今日レンタカーしたんでしょ??お金幾らだった???」
そんなことを言いながら財布を出す・・・。
俺はその手を上から抑えて・・・。
「お金は良い(笑)今日は元々俺が誘ったからさ・・・・。」
由美さんは顔を上げて・・・。
「あの・・・あのさ、・・・この前もごめん・・・。何か気を遣わせちゃったかなって・・・思ったし今日は私が出すから・・・。」
(笑)
俺は財布を出そうとするその手をまた掴んで・・・・。
「良いんだ・・・(笑)・・・俺貯金は結構ある・・・。ここに居ると使い道がないからたまには使わせてよ・・・。」
それより・・・。
この前・・・。
あんな顔をさせてしまった事が・・・。
気になって・・・・。