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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第7章 体いっぱいの『気持ちいい』
十二月二十七日。久しぶりに幸彦が帰って来た。
両手いっぱいに大阪のお土産を持っている。幸彦も久しぶりの我が家が嬉しそうだ。
「今日はご馳走作るわね。愛里ちゃんも手伝ってね」
綾香も楽しそうだ。母子二人より三人で食べる方が料理のしがいもあるのだろう。
そんな母親を見るのが嬉しかった。
幸彦と再婚する前は狭い部屋で二人っきり、小さな食卓で向かい合って食事をしていた。
肩を触れ合わせる母親との暮らしも決して嫌いではなかったが、綾香はその時よりずっと倖せそうに見える。
無理して仕事をしなくてもよくなり体調も安定してきた。その余力で愛里に美味しいご飯を作ってくれたり、一緒に本を読んで感想を話し合ったりもした。
その時間は愛里にとっても、とても満ち足りた時間だ。
料理の手伝いも楽しいから好きだ。
久しぶりの家族団欒の中、愛里は体に充満する性欲をはっきりと自覚していた。
届かないのを承知で、幸彦に頭の中で話しかける。
今すぐにでも、してほしい…と。
両手いっぱいに大阪のお土産を持っている。幸彦も久しぶりの我が家が嬉しそうだ。
「今日はご馳走作るわね。愛里ちゃんも手伝ってね」
綾香も楽しそうだ。母子二人より三人で食べる方が料理のしがいもあるのだろう。
そんな母親を見るのが嬉しかった。
幸彦と再婚する前は狭い部屋で二人っきり、小さな食卓で向かい合って食事をしていた。
肩を触れ合わせる母親との暮らしも決して嫌いではなかったが、綾香はその時よりずっと倖せそうに見える。
無理して仕事をしなくてもよくなり体調も安定してきた。その余力で愛里に美味しいご飯を作ってくれたり、一緒に本を読んで感想を話し合ったりもした。
その時間は愛里にとっても、とても満ち足りた時間だ。
料理の手伝いも楽しいから好きだ。
久しぶりの家族団欒の中、愛里は体に充満する性欲をはっきりと自覚していた。
届かないのを承知で、幸彦に頭の中で話しかける。
今すぐにでも、してほしい…と。