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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第7章 体いっぱいの『気持ちいい』
「ちょっと大人っぽくなったかな?」

 鼻が交差し唇がほとんど触れ合う距離で囁く。期待をしたのか愛里の口がキスの形になっている。

 焦らすようにほんのわずか唇が触れ合う距離に近寄り、愛里と言葉を交わす。
 
「もう生理ははじまった?」

 愛里がううん、と小さく首を振る。小さな接触で唇が左右に擦れた。

「じゃあまだいっぱい中に出せるね」

 しゃべると唇が動く。二人の唇が一瞬だけ触れ合い、そしてまたすぐに離れる。
 長く深いキスを求めて愛里の唇が幸彦を求め、触れ合うたびに吐息が漏れる。

「お父さんもね、愛里ちゃんの可愛いおマンコにおちんちん挿れたかったよ」

 言われて腕の中で愛里がもぞもぞと動く。太ももが擦り合わされている。

 愛里はセックスを待ちわびている。それを知っててわざと焦らす。
 期待を膨らませるような言葉を投げかけて、愛里が限界まで焦れるように。

「教室で撮ったのとか、愛里ちゃんのエッチな動画とか見てひとりでおちんちん触ってたんだよ」
「そんなの…見ないでよ」
「何で?」
「だって…恥ずかしいよ」

 それにさ…

 聞こえないくらい小さな声で愛里が言う。腕が伸びてきて幸彦の股間を撫でた。

「そんなの見ないで私を触ってよ…私、もう…」

 我慢出来ないよ。

 その言葉は重なった唇の隙間に消えた。
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