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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第3章 ゴールデンウィーク。旅行二日目
 新堂は中指をもう一度動かす。割れ目を中心にふっくらとした肉の扉を指の腹で解すように、ぐにぐにと押す。

「う…っ」

 息の詰まったような声で愛里が呻く。より強く体を丸め腕を抱き込む。

 寝る時の服だからノーブラだ。二の腕に乳首の感触がする。
 右手で股間をまさぐりつつ、左手は愛里を抱き寄せる。

「うぁ…」

 耳たぶを舐めてやると、それから逃げるように首を傾げる。しかし四阿の隅に座る愛里に逃げ道はなかった。

 追いかけるように顔を近付け、髪の匂いを嗅ぎながら耳たぶ、首筋と舌を這わせていく。

「やぁ…やめて下さいぃ…」

 舌が這いまわる不快な感触に、愛里の声が湿る。そしてマッサージされるように解され続けた股間もまた、僅かな湿りを新堂の指に伝え始めていた。

「痛っ! あぐっ!」

 突然割れ目に指を差し込まれて、愛里が鋭い悲鳴を上げた。

 まだ十分に濡れていないところに指を差し込まれると、痛くて痛くて泣きそうになる。肉を無理やり裂かれているような、そんな痛みだ。

「ああ、痛かった? ごめんね」

 腕の中でひくひくと体を震わせる愛里の頭をそっと撫でる。髪の毛すらが柔らかく気持ちがいい。

「パンツ、脱いじゃおうね。汚すとお父さんに怒られるよ」
「え、いや待って…!」

 ナイトパンツのゴムの部分を両手で持つ。臍の下あたりでパンツをぐっと掴み愛里が抵抗する。

 構わずに引っ張ると、簡単に愛里の尻が浮いた。

 まだこんなに軽いのか。

 体重の少なさが少女の幼さを教えてくれる。まだこれから背も大きくなるし、胸も尻ももっと丸くなる。

 力任せに引っ張ると、愛里がベンチの上に転がる。そのまま体を「く」の字に曲げさせた。
 まんぐり返しの姿勢にされても、まだ愛里は健気にパンツをしっかりと掴んでいた。

 しかし、愛里のその必死の抵抗は全くの無意味だっだ。
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