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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第3章 ゴールデンウィーク。旅行二日目
 何度目かの決意で、愛里は肉棒を自ら咥え込んでいく。綺麗な小さな割れ目が目一杯に押し広げられ、醜い肉棒が吸い込まれていく。

「あぅ…う、うう…」

 愛里自身の絶望とは裏腹に、小さな割れ目はすでに男を迎え入れる準備がすっかり整っていた。愛里の体はもうすでに男を知っている。この後何をされるか、それを体はよく知っている。

 ねちっ。小さく粘液の音が聞こえたかと思うと、何の抵抗もなく肉棒は根元まで沈み込んだ。

 幸彦の肉棒とは形が違う。長さが違う。角度が違う。

 耐えられると思っていた肉棒の感触は、まったく未知の感触と言ってもいいくらい、愛里が知っているものとは違った。

 腰を押し付けるように新堂にぴったりと寄り添ったまま、愛里は動けなくなってしまった。

 体の奥深くまで突き刺さった男の凶器が認めがたい快感を伝えて来る。

 この二日で立て続けに犯され続け、愛里の頭にもそれが快感なのだと刻み付けられ始めた。

 もしくは、愛里の体がそれを快感だと伝えることによって、愛里自身を守ろうとしているのかもしれなかった。

 しかし頭がまだ、それを気持ちがいいものとは認めなかった。嫌悪のほうが強い。

 お腹の中におちんちんを感じる。それをうねうねと蠢く何かが包み込んでいるのも感じ取ることが出来る。

 指の長さのものは押し出そうとしたそこは、それよりさらに奥深くにまで侵入した肉棒を今度は逆に、自らさらに深くへと誘おうとしているかのようだ。

 それは体がそれを快感だと認識しているからに違いなかった。
 ただ、頭と理性がそれを認めていないだけ。

「愛里ちゃん、動いて」
「動けない…無理無理ぃ…」

 こみ上げてくる快感が体の自由を奪う。愛里は必死に首を振った。

「動けないの?」

 今度は縦に首を振る。力の加減が出来ないのか、がくがくとした首の動きだった。
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