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第4章 花火大会。ホテルのバルコニーで

第４章　花火大会。ホテルのバルコニーで

４－１　体の変化




登場人物

岡島綾香。三十八歳。愛理の母親。旧姓は野田。

穏やかな笑顔が特徴の美人で、愛理は母親似。ただし性格はあまり似なかったようだ。

子宮の病気を患っており定期的な投薬と経過観察のため入退院を繰り返している。

幸彦との再婚までは、愛理と二人貧しくもささやかな倖せの中で暮らしていた。
再婚後は生活に余裕が出来たためか、体調も落ち着いているようだ。

幸彦との夜の営みは体のこともあって最小限。

読書が趣味で、家事全般も得意。