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姦譎の華
第19章 19
「あ、あはっ……な、中に出して欲しかったですか? オマ×コが一段とエッチな動きになってる」
「もう、や、やめ……て」
「そんなこと言っときながらザー汁ぶっかけられてクネクネしてるじゃないですか。ほら、もっともっと淫らになるんです。本気でイヤラしくなったら、たっぷり、中出ししてあげますよ、……みんなが見てる前でねっ」

 前へ目を向けると、鏡の中の女と目が合った。

「……ふっ、くっ……、み……、みん、な……?」 
「知らなかったんですか? マジックミラーですよ、それ」
「え……、あ……」

 後ろからみすぼらしい矮男に腰を打ちつけられて、バストを揺らしている女がいる。いや、格好よりもむしろ顔つきだ。牝のかよわさを丸出しに、牡の哮りを悦んでいるようにしか見えない。

「そ、そんなっ、だっ、だめよっ……」
「ひひっ、いまさらなに恥ずかしがってるんですか。絶対、フロアにいた全員が見てますよ。部屋に入ってストリップを始めたとこから、俺にヒイヒイ言わされてる、今の姿もねっ……そらっ!」

 ヒップが一層大きく鳴った。身を隠そうにも、腕を固められていては為す術がなかった。一度見てしまうと、視界の端々に射影が入っただけでも己の痴態ぶりが頭の中で勝手に補完される。

 皆が、この姿を覗いていた。肉杭で穿たれる、浅ましい穴となった女を──

「──うああっ!!」

 両の目尻から涙が溢れた。

「おおっ、ギュッと締まりましたよぉ。さあたーたん、イキましょう、バックでイクんですよ、思いっきり」
「あ……、あ……、そ、その……」
 鼻を啜ると、雫が頬を垂れて顎先から落ち、「その、なまえ、やめて……」
「なまえ? 自分でつけたくせに」

 稲田は手をバストに持ち替え、背中へと密着した。身長差を克服するために背伸びをされると、下がっていた軟蓋に亀頭がめり込む。

「いぃっ……、か、かたいっ……」
「ならいいかげん澄ました秘書ヅラはやめにして、思いっきり乱れるんだよ、多英」

 眩暈を起こしそうな圧迫感の中、慇懃無礼だった口調が突然横柄なものへと変わった。肌が擦れ合い、撒かれていた牡濘が背肌にヌメりつく。多英が何も答えないうちから腰が前後し、もっと早く、強く、そうねだるように、蜜まみれの襞面がうねった。
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