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姦譎の華
第20章 20
 昨日、母が帰ってくる前にオッサンがやってきた。

 参考書代をせしめるために、「懐いた愛人の娘」を演じていたわけでもなかったが、何となく、ふざけていたら、何となく、オッサンの股間に触れてしまっただけだった。そして何となくはなく、スーツの中で肉杭が尖ったことを知り、何となくはなく、母がソレへ向けて腰を揺すっていた姿を思い出した。オッサンは慌て、戸惑い、そして迷いながら、自分を引き離した。「可愛い服代」とは口実で、あれは愛人の娘への慰謝料、もしくは、口止め料だったのではなかったか。

 ブスな子なら、こんな風にはならない──

 段を降り切り、ビルの隙間を抜け、人のある通りに出ても、下着の中の潤いは引きそうになかった。








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