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姦譎の華
第21章 21
 ひとつにした双乳にヌチュリと鰓が弾けるたび、爽やかなライトグリーンのVネックに夥しい粘液が絡みついてくる。吐き気を催すような空間にあって休むことなく穢身を慰めていると、電話中から太ももをまさぐり、そこらじゅうに舌を這いまわらせていた稲田が、足首を取ってきた。つま先が天井を指すまで持ち上げられる。揃えられると、最も肉付きの良い内もものあたりはピッタリと密着し、一条の縦溝となる。そこへ腰だけを使い、ヌッ、ヌッと段階的に肉槌が侵入してきた。すべては島尾の影となっていたが、頭先が太ももの前面まで滑り出た感触があると、多英は脚の軸を心持ち内側へと寄せていた。

「おほっ……、今日も多英の足コキ、気持ちいいぞぉ……。せっかくの脚を隠してきやがってムカついてたけど、こうしてみるとパンストなしでもぜんぜんヌケそうだ」

 立ち上がれば脛近くまであるアンシンメトリーなラッフルスカートは、脚を掲げたことで付け根まで裾が落ちていた。執務時とは印象の異なる私服姿に興奮したのか、稲田が逆さを向いても形良く実るふくらはぎを舐め上げると、肉槌は内ももを圧し返すほど張り詰め、島尾に負けじと先走りを垂らしっぱなしだった。

「会社じゃお高くとまりすぎて歳を忘れちまうけど、こんなカッコだと何だか『いいとこの清楚な奥さま』って感じがするぜ。ひひっ、欲求不満な人妻のナマ脚コキとかよぉ、寝取ってるみたいでたまんねぇよなぁ……、ね? 島尾さんもそう思いますよね」
「おっ、ぐっ……」
「ひっ……!」

 ちょうど冠の裏が胸骨の丸みに触れたところで同意を求められ、ビクビクッと痙攣した島尾が一段としぶきを散らした。

「き、きたねえぞ、稲ちゃん……」
「あはっ、何『人妻』に反応してんすか。文句があるなら、休みだからってこんなソソるカッコで来てくれた多英に言ってくださいよ」

 ようやく、休日になった。

 本来ならば母の元へ見舞いに行っていたのだろうが、多英はホテルのセミスイートへとやってきていた。

 もちろん、二人に呼び出されたためだ。

 プレイルームで忘我するまで姦し尽くされた次の夜も、二人に別のバーへと連れて行かれた。やはり、入るなり何人もの男たちに囲まれ、誘われ、断り、二人の誘いには応じ、皆の見ている前で代わる代わる姦された。
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