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憧れの美人叔母をセフレにしたら・・!!
第5章 叔母の彼氏
(あいつが加山か・・?)

会場から出た途端、叔母はその長身の男と腕を組んで歩き始めたのだった。

長身の上にイケメン。

叔母よりは歳下のようだったが、2人が並んでいると文句なしの美男美女のカップルだった。

妬けた!

男がブサイクで真面目なだけが取り柄のような奴だったら、ここまで嫉妬する事もなかったろうが、叔母とバランスが取れてしまう位のイケメンなのが許せなかった。

だが、とにもかくにも叔母を探し出す事ができた。

旅館に入るにはまだ時間が早過ぎる。

これからどこへ行くつもりなのだろうか?

2人がタクシーに乗るのを確認した俺達は同じくタクシーを拾って、2人の後を尾ける事にした。

碓氷峠、第三橋梁、浅間山、白糸の滝・・

お決まりの観光コースをぐるりと回ったタクシーは宿泊先の神明旅館に夕方5時頃に着いたのだった。

途中、2人は恋人同士のように手を繋いだり、腕を組んだりしていた。

どう見ても親しい間柄に違いなかった。

(クソッ!)

悔しかった。

妬けた。

怒りすら湧いてきた。

だが、それは斎藤も同じ思いだった事を俺は知らなかった。 

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