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性歓寄宿舎【天使編】
第1章 憑依
流美が帰宅すると、宅急便転送のお知らせが届いていた。
その荷札を見て、流美は
「!」
と驚き、赤面。
<アダルトグッズ各種>
こんなもの注文した覚えはない、しかも転送先は、国立寄宿舎?

「えへ。あたしが注文しておいたから。明日には届いてると思う」
かん高い声が、頭の中に響いた。
<よけいなことをして…>
手鏡でそっと耳元を見ると、翼の生えた小さな天使ルミちゃんがパタパタと翼を動かして浮遊していた。
「ん?」
よく見ると、前夜とは違う天使ルミちゃんの姿。
昨夜は、天使ルミちゃんは、貧乳細身体型だった。ちなみに天使は、きほん裸である。
それが、今は、自分と同じまんまるお乳プルン!の低身長細身にアンバランスな巨乳という体型になっている。
「きみとおなじにしたんだ~。きみのカラダに慣れる意味もあって」
人間のカラダに慣れると、憑依が解けにくいとか。

ところで少し気になったのは、この自称天使の言葉づかい。口調が、女子みたいなときと、男子みたいなときがある。突然憑依された時は女子みたいな感じだったのが、今は男子みたいな感じだ。
「ああ、性別?あたし、ないよ」
「え?」
「だって天使は、天上人だよ?地上人みたいに欲望にまみれてないし」
オナりまくりの天使ちゃんの言葉とは、思えない。
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